入院したどれくらいお金が必要?

もし、病気やケガで入院したらいくらお金が掛かるんだろう。どんなに元気に暮らしている人でも、将来、病気やケガで入院する可能性はゼロではありません。特に、シングルの人にとっては、深刻な問題でしょう。

例えば、胃がんで33日間入院すると、初診料、検査料、手術料、入院時の食事代などを含めると、医療費の総額は169万円だそうです。

ただし、この費用を全額自己負担するわけではありません。例えば、国民健康保険に加入している場合には、年齢に応じて2割~3割が自己負担になります。

さらに、高額療養費として後日払い戻される部分もありますから、最終的な医療費の自己負担額は数十万円台に下がります。

よく、保険会社の広告で、癌になると何百万円かかると宣伝しているのを見かけますが、これは自己負担額ではなく全体の医療費なのです。

このように、例え入院しても医療費そのものの負担はそれほど多くはありませんが、差額ベッドのように、健康保険のきかない費用が発生します。

通常は大部屋(6人部屋)ですが、部屋が開いていなかったり、絶対安静が必要だったりした場合には、個室になる場合もあります。

健康保険が適用されるのは、大部屋に限られているため、個室だと大部屋との差額料金を支払わなければならないのです。

また、シングルの人だと、身の回りのお世話をしてもらうために、親を呼び寄せたり、他人に頼んだりすると、これまた余分な費用が発生します。

このため、万一の場合に備えて医療保険に加入しておくことが大切です。

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