オゾン発生器を安全に使用するためには、まず、オゾン発生器の対象範囲を必ず守ることです。
オゾンが人体に害を及ぼすのはオゾン濃度が濃いことが原因ですので、オゾン発生器ごとに指定している広さよりも狭い場所での利用は絶対に止めましょう。
また、オゾン発生器には有人環境向けのオゾン発生器と無人環境向けのオゾン発生器があり、有人環境向けは濃度が低く、無人環境向けは濃度が高いです。
このように、有人環境下でも使用できるものと、無人環境下でしか使用できないものがあります。
有人環境向けの発生器は、オゾン発生量が少ないので、家にいる間も使用しても問題ありません。ただし、噴射口に鼻を近づけるのは危険ですので避けましょう。
無人環境向けの発生器を使用する場合は、会社に行く時や外出するなど、部屋が無人になるときにのみ使用しましょう。
オゾンは非常に不安定な物質なので、すぐに酸素に戻ろうとします。
このため、必ずタイマーをオンにして自動で切れるようにしておけば、家に帰る頃には脱臭・除菌は完了してオゾンは無くなっているので安全です。
有人環境向けのオゾン発生器は、オゾン発生量が少ないため、脱臭・除菌に時間がかかる上に、広範囲を脱臭・除菌することはできません。
そのため、リビングや玄関など広めの空間で使用するのであれぱ、無人環境用のオゾン発生器を使用した方がより効果を実感できるでしょう。
空気清浄機を選ぶ基準